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■こんなこと家族に話してもまともに聞いてもらえそうにないので、
 ブログに書くことにしました。なんて淋しい子!



■売り場に大きな蝿が飛んでいた。
 そいつがレジ横の平台に留まったので、試しに指を差し出してみた。
 私の傍で作業をしていた社員のおばちゃんは
「そんなことしても来るわけないわよ。汚いからやめなさいよー」
 って言ったけれど、お構いなしだ。

■近寄ってみても蝿は逃げない。ジッと留まっているだけだ。
 蝿はしばらく考えている風だったけど、やがてそろそろと私の指に乗った。
 そのまま移動してみるが、やはり逃げようとしない。 
 店外へ出てみる。それでも逃げない。
 軽く指を振ってみる。驚いたことにこれでも逃げない。

■一体いつまでここに留まっていてくれるんだろうと、
 観察してみたかったけど、仕事を放るわけにもいかず。
 仕方なくそっと息を吹きかけて飛んで行ってもらった。
 今思えば指で軽く突いてみればよかったかもしれない。

■レジに戻ってきた私に、仲良しのRさんは
「虫使いみたいになってましたよ。何か特殊な力でも使ったんですか」
 なんて言って笑っていたけど勿論そんなこと出来るわけがない。
 私はただ「留まってくれないかな」と思いながら指を出しただけだ。

■顔には出さなかったけどしばらくはずっと興奮していた。
 最近“異種間コミュニケーション”に興味があって、
 本当に人間と虫は意思疎通が出来るのかが気になっていた。
 それを自ら体験出来たわけだから興奮するってもの。
 きっと私に敵意が無いことをあの蝿は理解していたに違いない。
 思い込みだとしても、そう思っていた方がなんだか幸せだ。

8/6 22:10
>アメンボはアネコムシ(カメムシ)の仲間らしいですね
>(諸説ありますが触ると甘い匂いがするからアメンボでもあるらしいです)

■ですね。なので、口吻もカメムシと同じような吸収型。
 夏の風物詩である蝉も彼らと同じ半翅目の仲間ですね。
■アメンボは甘い匂いがする、というのは有名な話だと思うんですが、
 私はいまだ確認したことがありません。
 アメンボって素早いよね。捕まえられる気がしない。
 網を使えば乱獲できそうですが、生憎と捕虫網は所持してません。



8/9 12:39
>セミ羽化初めてみましたね(テレビで見た記憶無し)
>相手見つけるために1週間全力疾走らしいですね。

■これは是非とも生で見ていただきたい。
 意外なくらいあちこちから蝉たちが這い出してきてるはずです。
■パートナーを見つけるべく必死なのはどの蟲も一緒のはず。
 蟲の種を残すための手段って驚いてしまう方法も多いですよね。
 他の雌が産んだ卵は破壊しちゃうとか。
 他の雄と交尾できないように交尾器に栓をしちゃうとか。



8/9 13:48
>羽化直後の虫って凄く綺麗ですよね。
>白いカブトムシとか透明っぽい羽の蝶とか。何か幻想的というか

■えぇ、えぇ。それはもう。本当に神秘的です。
 いくつになって見ても羽化のシーンは感動します。
■でも、まんじりともせず夜道で壁を睨みつける女って、
 はたから見たら不気味なんでしょうねぇ。
■蟲とはえらい違いです。

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自己紹介:
横浜の山の上在住。
臆病で優柔不断な性格です。

昔は獣を描いたり、デブを描いたり、デブ獣を描いたりしていました。
今は主に女の子を描いたり、デブっ娘を描いたりしています。
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