ゾウムシだとかイモムシとか

「象虫」　小檜山 賢治（出版芸術社）

「イモムシハンドブック」　安田 守（文一総合出版）



■以上２点を購入。

■小檜山氏の著書「虫をめぐるデジタルな冒険」（岩波書店）を
　先日購入して読んでいる最中だったりして私の中ではタイムリー。
　ところどころに挿入されるゾウムシの写真（ﾏｲｸﾛﾌｫﾄｺﾗｰｼﾞｭ作品）が
　とても魅力的だったのですが、今回の象虫写真集ではそれらを
　大きなサイズで思う存分楽しめるというからたまりません。

■そういえば私が今まで撮ってきた写真には一頭もゾウムシの姿がない。
　そこかしこにいるはずなんですけどね…。
　今年は意識して探してみることにします。



■そして、イモムシハンドブック。これがまたたまらない。
　芋虫・毛虫大好きです！ 一番好きなのはセスジスズメさん。
　セスジスズメの幼虫は私のステディ。愛してる。
　あの手にずっしりと重い存在感と、ピコピコ尻尾がいい。

■私はまだまだ蟲修行中の身につき パッと同定ができないのですが、
　野外で幼虫を発見したときにケータイから幼虫図鑑を参照するのは
　画像数が多いこともあって相当大変なので、これは嬉しい。
　保存用のほかに鞄に忍ばせる用も購入すべきかもしれない。

癒し

■最近すっかり猫カフェにハマっております。







■お店では随時里親を募集しているそうなので、
　いつかうちの子とお別れすることになったときは
　そこで引き取ってまた猫と暮らしたいです。

■…うちの子の性格を考えると多頭飼いはまず無理ですが、
　お店の猫さんは他猫との付き合い方を知っている猫なので、
　夢の多頭飼いもできるかもしれない。




■話はがらりと変わって蟲の話。

■今日、帰宅途中にアスファルトの上に蛾を見つけたので迷わず拾って撮影。





■未同定です。

■先日中学時代の友人と久しぶりに会って（猫カフェで）遊んだのですが、
　その辺の蛾を拾うのは「有り得ない！」と叱られてしまいました。

■私にとっては猫を撫でるのと同じくらいの癒し度なんだけどなぁ。

時間があるうちに…

■溜まりに溜まった蟲写真の整理整頓をすることにしました。
　見たい・使いたい写真がすぐ探せた方がいいですもんね。

■で、図鑑やwebサイトとにらめっこしながら作業中。
　全てを「○○目××科」ときっかり分類し始めるとキリがないので、
　今回のところは自分が分かるようになっていればいいや…程度に
　まとめているのですが、それでも相当時間がかかっています。
　見やすくまとめるって難しい。

■特に蛾類の整理には頭を抱えております。
　未だに同定できていない写真も多いしなぁ…。



■これが終わったら風景写真の整理をしておこう。
　来月は温泉旅行が控えているので、それまでには終わらせないと。

正体不明

■スタートダッシュが遅れた今月の月バグ原稿ですが、
　思いのほか順調に下書きが進んでます。

■いつもこれくらいスムーズならいいのに。

■今回もゲストキャラを交えて身近な蟲の話をやってます。



■キャラの描き分けが出来ないせいで白黒だと正体不明の今回のゲスト。

■ヘタしたら色を塗っても正体不明のままになりそうなのが悲しい。




■続いて、最近撮った蟲写真。

■毎日通る小道の 茂った草の上に、今日はやけにテントウムシが集ってまして。
　「すごいなぁ、何匹くらいいるのかなぁ」とか凝視しながら通り過ぎますと、
　視界の隅にテントウムシ以外の何かが蠢いておりまして。

■思わず引き返して確認してみたら、



■アカボシゴマダラの幼虫でした。そらで同定できてちょっとはしゃぐ。

■が

■本来ここにいないはずの蝶が定着している事実を思い出し、複雑な気持ちに。









■モンクロシャチホコ。

■自宅前の公園に植えられている桜に発生している模様。
　踏み潰されたたくさんの死骸が道を赤黒く染めていて切ない。

■この子もえっちらおっちらアスファルトの上を歩いていた。
　危なっかしいので捕獲。 撮影後、花壇にリリース。

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雨の中のミンミンゼミ

■酷い雨に打たれながらアスファルトをじりじり歩くミンミンゼミを見つけた。

■駅前で人通りも多いし、見ていられなくてとっさに捕まえてしまった。

■びっくりしてビービー喚くがその抵抗に力はない。寿命が近いのでしょう。

■近くの植え込みに留めてみるも納得がいかないらしくパッと飛び、落下。

■やがてコンビニの立て看板の下へ入って大人しくなった。

■覗き込んでみると雨の方をじっと見つめていた。



■帰りに様子を見てみると、そこには力尽き仰向けになったミンミンゼミが

■2匹

■…何故増えたし



■…早いなぁ。夏ももう終わっちゃうんだなぁ。

■空蝉や 兵どもが 夢の跡、とでも。

■毎日通る薄暗い細道の石壁のくぼみに力尽きた蝉が並べられていた。
　確か去年もこれと同じ光景をここで見た記憶がある。
　恐らく同一人物の仕業なのでしょう。

■パッと見にはまるで生きているかのような綺麗な死骸も多く。
　きっと朝早くにここを通る人が、まだ誰も踏みつけないうちに
　こうして除けてやっているんだと思うんだけど、
　一体どんな気持ちで彼らを拾い上げているんだろうなぁ。







■上の写真を撮った細道で。まだ落ちたばかりの蝉を肉団子にする蜂。
　彼女はセグロアシナガバチでしょうか？

■できれば肉団子にする工程をじっくりムービーにでも収めたかったんですが、
　朝っぱらで時間もなかったため数枚写真を撮るだけに留めました。
　結局 遅刻ギリギリだったんだけどね。







■やっぱり同じ細道で。落ちた蜂とそこに集まった蝿たち。

■なんとなくいろいろな想像を掻き立てる光景でした。

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